次の記述のうち,確証バイアスが生じている事例として,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
心理学と心理的支援 第8問
次の記述のうち,確証バイアスが生じている事例として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)利用者が集団活動を拒否する理由として,活動の魅力が低いことではなく,その利用者が集団活動を嫌いな人であるからと考えた。
- (2)感染症対策を特にしなくても,自分は感染しないだろうと楽観視してしまった。
- (3)利用者の転倒事故が起きた後に,前から事故が起きそうだったとわかっていたと発言する人が何人か現れた。
- (4)ちょっと嫌いな人だという第一印象をもった相手について,いやな行動ばかりが目について,ますます嫌いになってしまった。
- (5)自分の主張は多数派だと考えていたが,実際にアンケート調査をしたら賛成する人は少数であり,意外だった。
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
確証バイアスは、自分がすでに持っている考えや印象に合う情報ばかりを集め、合わない情報を軽く見てしまう傾向です。「嫌いな人」という第一印象に合う、いやな行動ばかりが目につき、印象がますます強まるのは確証バイアスの典型です。
【ほかの選択肢】
(1) 行動の原因を、状況(活動の魅力)ではなく本人の性格に
求めすぎる傾向で、基本的な帰属のエラー(対応バイアス)に当たります。 誤り
(2) 自分だけは悪いことが起こらないと楽観的に考える傾向で、
楽観性バイアス(楽観主義バイアス)に当たります。 誤り
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(3) 結果を知った後で「前からわかっていた」と思う傾向で、
後知恵バイアスに当たります。 誤り
(5) 自分の意見は多数派だと思い込む傾向で、
フォールス・コンセンサス効果(偽の合意効果)に当たります。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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