事例を読んで,D市生活困窮者自立相談支援機関のB相談支援員(社会福祉士)が考える支援の方向性に関する次の記述のうち,適切…
貧困に対する支援 第101問
事例を読んで,D市生活困窮者自立相談支援機関のB相談支援員(社会福祉士)が考える支援の方向性に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕Cさん(25 歳)は,高校卒業後に四国にあるA市の企業に就職したものの人間関係がうまくいかず2 年ほどで退職,その後,職業と住まいを転々として,現在は関西のD市内の公園でホームレス生活をしている。住民票は出身地A市に置いているが,居住していない。Cさんがいつも公園の日陰にうずくまっているのを見て心配した近隣住民が,民生委員に相談し,民生委員がD市の生活困窮者自立相談支援機関に相談した。BがCさんのもとを訪問したところ,Cさんから「この生活を何とかしたい」との意向が表明された。
- (1)Cさんに対し,A市を管轄する福祉事務所を訪問するよう促す。
- (2)D市内で活動しているホームレス支援団体に連絡し,協力を要請する。
- (3)Cさんの住民票がA市にあるので,A市に支援会議の開催を要請する。
- (4)D市の福祉事務所につなぎ,生活保護の受給手続きを支援する。
- (5)Cさんの情報を近隣住民に伝えて,このまま見守りを継続するよう依頼する。
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。適切なのはこの2つです。
Cさんは住民票をA市に置いていますが、実際にはD市の公園でホームレス生活をしており、「この生活を何とかしたい」と話しています。
(2) D市内で活動するホームレス支援団体に協力を求めることは、
地域の社会資源を生かし、Cさんの生活の立て直しを支える
有効な方法です。
(4) 生活保護では、居住地がないか明らかでない人は、いる場所
(現在地)を管轄する福祉事務所が保護を行います(現在地保護)。
D市の福祉事務所につなぎ、申請の手続きを支援するのが適切です。
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【ほかの選択肢】
(1) Cさんは住民票のあるA市には住んでいません。住民票の
所在地の福祉事務所に行くよう促すのは誤りで、D市で保護を受けられます。 誤り
(3) 支援会議は、支援を行うD市が組織するものです。住民票が
あることを理由にA市に開催を求めるのは適切ではありません。 誤り
(5) Cさんの情報を近隣住民に伝えることは、本人の同意のない
個人情報の提供に当たります。見守りの継続だけでは、Cさんの「何とかしたい」という意向にも応えられません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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