着氷する環境下を飛行中、飛行機に付着する氷の割合(捕捉率)の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~…

航空気象 第15問

着氷する環境下を飛行中、飛行機に付着する氷の割合(捕捉率)の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)速度が大きくなると捕捉率は小さくなる。(b)水滴の半径が大きくなると捕捉率は大きくなる。(c)水滴の衝突する物体の半径が大きくなると捕捉率は大きくなる。(d)飛行高度が高くなると捕捉率は小さくなる。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(b)だけです。捕捉率は、速度が大きく、水滴が大きく、物体が小さい(細い)ほど大きくなります。 捕捉率は、物体の前の気流の中にある水滴のうち、実際に物体にぶつかる割合です。水滴が気流に流されて物体をよけにくいほど、捕捉率は大きくなります。(a)誤り。速度が大きいと水滴は慣性で物体にぶつかりやすく、捕捉率は大きくなります。(b)正しい。水滴が大きいほど慣性が大きく、気流に流されにくいので捕捉率は大きくなります。(c)誤り。物体の半径が大きいと気流が手前から大きく曲がり、水滴もよけてしまうので捕捉率は小さくなります。(d)誤り。高度が高く空気が薄いと水滴は気流に流されにくくなり、捕捉率は小さくならないとされます。 【覚え方】 「速く・大粒・細い物」に氷は付きやすい。アンテナや翼の前縁がその例です。

出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問15(国土交通省 公表)出典元ページ

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