一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

医薬品の適正使用と安全対策 第107問

一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a イブプロフェンは、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制等のおそれがあるため、「出産予定日12 週以内の妊婦」は「服用しないこと」とされている。b スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、目のかすみ、異常なまぶしさ等を生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている。c アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、「6歳未満の小児」は「服用しないこと」とされている。d アセトアミノフェンは、外国において、ライ症候群の発症との関連性が示唆されているため、「15 歳未満の小児」は「服用しないこと」とされている。

正答 (4)
正答は (4)。(a)(b)(c)が正しく、(d)が誤りです。 【(a)正しい ―― イブプロフェンと出産予定日】 イブプロフェンは、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加等のおそれがあるため、「出産予定日12週以内の妊婦」は「服用しないこと」とされています。 出産予定日12週以内 …… アスピリン、アスピリンアルミニウム、イブプロフェン 「12週」という数字は毎回のように問われます。 【(b)正しい ―― スコポラミンと運転操作】 スコポラミン臭化水素酸塩水和物は抗コリン成分で、目のかすみ、異常なまぶしさ等を生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされています。散瞳作用によるものです。
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【「運転操作をしないこと」とされる主な成分】 眠気を生じるもの …… 抗ヒスタミン成分、コデイン類、ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素 目のかすみ、異常なまぶしさを生じるもの …… 抗コリン成分(スコポラミン臭化水素酸塩水和物、ロートエキス、ピレンゼピン塩酸塩等)、ジフェニドール塩酸塩 【(c)正しい ―― アミノ安息香酸エチルと6歳未満】 アミノ安息香酸エチルは、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、「6歳未満の小児」は「服用しないこと」とされています。この「6歳未満」という年齢は、アミノ安息香酸エチルに固有のものとして覚えてください。 【(d)が誤り ―― ライ症候群はサリチル酸系です】 ライ症候群の発症との関連性が示唆されているのは、アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、サリチル酸ナトリウム、サリチルアミド、エテンザミドなどのサリチル酸系の解熱鎮痛成分です。アセトアミノフェンは該当しません。むしろ、アセトアミノフェンは小児のかぜにも使用できる解熱鎮痛成分として、インフルエンザ流行期に勧められる成分です。問61で確認した内容と結び付けてください。 【年齢制限のまとめ】 15歳未満 …… アスピリン、サザピリン、サリチル酸ナトリウム、プロメタジン、イブプロフェン、抗ヒスタミン成分を含む睡眠改善薬、カフェインを主薬とする眠気防止薬 12歳未満 …… コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩 11歳未満 …… 外用のインドメタシン等 6歳未満 …… アミノ安息香酸エチル 3歳未満 …… ヒマシ油類 生後3か月未満 …… 漢方処方製剤

出典:登録販売者試験 令和4年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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