かぜ薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…
主な医薬品とその作用 第63問
かぜ薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a メチルエフェドリン塩酸塩は、依存性がある成分ではない。b トラネキサム酸には、凝固した血液を溶解されにくくする働きがあるため、血栓のある人や血栓を起こすおそれのある人に使用する場合は、治療を行っている医師に相談するなどの対応が必要である。c 水酸化アルミニウムゲルが含まれる医薬品は、抗ヒスタミン成分や鎮静成分の作用による眠気を解消する。d グリチルリチン酸二カリウムの作用本体であるグリチルリチン酸は、大量に摂取すると偽アルドステロン症を生じるおそれがある。
- (1)(a,b)
- (2)(a,c)
- (3)(a,d)
- (4)(b,d)
- (5)(c,d)
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b)(d)です。
【(a)誤り ―― 依存性があります】
かぜ薬に配合される主なアドレナリン作動成分であるメチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩、プソイドエフェドリン塩酸塩や、同様の作用を示す生薬成分のマオウは、いずれも依存性があることに留意する必要があります。
【(b)正しい】
トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れを和らげます。ただし、凝固した血液を溶解されにくくする働きもあるため、血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)や血栓を起こすおそれのある人に使用する場合は、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談するなどの対応が必要です。
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【(c)誤り ―― 水酸化アルミニウムゲルは制酸成分】
かぜ薬の水酸化アルミニウムゲル等は、解熱鎮痛成分による胃腸障害の軽減を目的として配合される制酸成分です。眠気を解消する成分ではありません。なお、カフェイン類が配合されているからといって、必ずしも抗ヒスタミン成分や鎮静成分の作用による眠気が解消されるわけでもありません。
【(d)正しい】
グリチルリチン酸二カリウムの作用本体であるグリチルリチン酸は、化学構造がステロイド性抗炎症成分と類似していることから抗炎症作用を示すと考えられていますが、大量に摂取すると偽アルドステロン症を生じるおそれがあります。
出典:登録販売者試験 令和6年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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