駆虫薬及び駆虫成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第77問

駆虫薬及び駆虫成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵には駆虫作用が及ばない。b 駆虫効果が高まることを期待して、複数の駆虫薬を併用することがある。c パモ酸ピルビニウムは、回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。d カイニン酸を含む生薬成分として、マクリが配合されている場合もある。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(d)です。 【(a)正しい】 駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及びません。そのため、それらが成虫となった頃にあらためて使用しないと完全に駆除できず、再度駆虫を必要とする場合には、1ヵ月以上間隔を置いてから使用することとされています。 【(b)誤り ―― 一度に多く使っても効果は高まりません】 駆虫薬は、一度に多く服用しても駆虫効果が高まることはなく、かえって副作用が現れやすくなるため、定められた1日の服用回数や服用期間を守って適正に使用されることが重要です。複数の駆虫薬を併用して効果を高めるという考え方は誤りです。
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【(c)誤り ―― これはサントニンの説明です】 回虫の自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられるのはサントニンです。パモ酸ピルビニウムは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされます。 【(d)正しい】 カイニン酸を含む生薬成分として、マクリ(フジマツモ科のマクリの全藻を基原とする生薬)が配合されている場合もあります。日本薬局方収載のマクリは、煎薬として回虫の駆除に用いられます。

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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