医薬品の体内での働きに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…
人体の働きと医薬品 第70問
医薬品の体内での働きに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 医薬品の有効成分は、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体などのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。b 医薬品の血中濃度は、ある時点でピークに達し、その後は代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るため、低下していく。c 生体の反応として薬効が現れるのは、医薬品の血中濃度が最高血中濃度に達したときである。d 一度に大量の医薬品を摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなり、副作用や毒性も現れにくくなる。
- (1)(a、b)
- (2)(a、d)
- (3)(b、c)
- (4)(c、d)
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)と(b)です。
【(a)正しい ―― 受容体などとの結合】
医薬品の有効成分は、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現します。
【(b)正しい ―― 血中濃度のピーク】
有効成分の血中濃度は、ある時点でピーク(最高血中濃度)に達し、その後は代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るため、低下していきます。
【(c)が誤り ―― 閾値を超えたときに現れる】
薬効が現れるのは、血中濃度がある閾値(最小有効濃度)を超えたときです。最高血中濃度に達したときではありません。
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【(d)が誤り ―― 副作用や毒性は「現れやすく」なる】
一度に大量の医薬品を摂取して血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなり、薬効は頭打ちとなる一方、有害な作用(副作用や毒性)は現れやすくなります。
出典:登録販売者試験 令和7年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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