小児等への医薬品の使用に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第10問

小児等への医薬品の使用に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a 医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として、乳児は1歳未満、幼児は7歳未満、小児は15歳未満との年齢区分が用いられている。b 一般に乳幼児は、容態が変化した場合に、自分の体調を適切に伝えることが難しいため、医薬品を使用した後は、保護者等が乳幼児の状態をよく観察することが重要である。c 小児は成人と比べて、肝臓や腎臓の機能が未発達な一方で、血液脳関門が発達しているため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしにくい。d 医薬品の販売に従事する専門家においては、保護者等に対して、小児用の用法用量が定められていない医薬品については、成人用の医薬品の量の3分の1を目安に減らして小児へ与えるように説明すべきである。

正答 (1)
正答は (1)。(a)正、(b)正、(c)誤、(d)誤です。 【(a)正しい ―― 年齢区分の目安】  新生児 …… 生後4週未満  乳児 …… 生後4週以上、1歳未満  幼児 …… 7歳未満  小児 …… 15歳未満 【(b)正しい ―― 保護者の観察が大切】 乳幼児は、容態が変化しても自分の体調を適切に伝えることが難しいため、医薬品を使った後は保護者等がよく観察することが重要です。 【(c)が誤り ―― 血液脳関門も未発達】 小児は肝臓や腎臓の機能が未発達なうえ、血液脳関門も未発達です。そのため、吸収されて循環血液中に移行した成分が脳に達しやすく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすいとされます。
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【(d)が誤り ―― 成人用の量を減らして与えない】 小児の用法用量が定められていない医薬品は、保護者等に対して、成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えるような安易な使用は避け、必ず年齢に応じた用法用量が定められているものを使うよう説明することが重要です。

出典:登録販売者試験 令和3年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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