55歳男性が、乗物酔いによる吐きけで気分が悪くなるため、次の成分の一般用医薬品の乗物酔い防止薬を購入する目的で店舗を訪れ…

主な医薬品とその作用 第29問

55歳男性が、乗物酔いによる吐きけで気分が悪くなるため、次の成分の一般用医薬品の乗物酔い防止薬を購入する目的で店舗を訪れた。この男性に対する登録販売者の説明の正誤について、正しい組合せを選べ。1錠中:成分 分量ジフェニドール塩酸塩 16.6 mgスコポラミン臭化水素酸塩水和物 0.16 mg無水カフェイン 30 mgピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 5 mga この薬を服用している間は、かぜ薬や解熱鎮痛薬の服用は避けてください。b 眠気を促す作用がある成分が入っていますが、眠気を解消することを目的として無水カフェインが配合されています。c 乗物酔いに伴う一時的な症状ではなく、日常においてめまいが度々生じる場合には、医療機関を受診してください。d 緑内障の診断を受けている場合は、服用する前に治療を行っている医師等に相談してください。

正答 (3)
正答は (3)。(a)正、(b)誤、(c)正、(d)正です。 【配合成分の役割】 ・ジフェニドール塩酸塩 …… 抗めまい成分 ・スコポラミン臭化水素酸塩水和物 …… 抗コリン成分 ・無水カフェイン …… 中枢神経系を興奮させる成分(キサンチン系) ・ピリドキシン塩酸塩 …… ビタミン成分 【(a)正しい ―― かぜ薬・解熱鎮痛薬との併用は避ける】 乗物酔い防止薬は、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分、鎮静成分、カフェイン類などの配合成分が重複して、鎮静作用や副作用が強く現れるおそれがあります。かぜ薬、解熱鎮痛薬、催眠鎮静薬、鎮咳去痰薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、アレルギー用薬などとの併用は避ける必要があります。
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【(b)誤り ―― カフェインの目的はめまいの軽減】 無水カフェインは、脳に軽い興奮を起こさせて、平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させる目的で配合されています。カフェインが配合されているからといって、抗めまい成分や抗コリン成分などの作用による眠気が解消されるわけではありません。 【(c)正しい ―― 日常的なめまいは受診】 乗物酔いに伴う一時的な症状ではなく、日常においてめまいが度々生じる場合には、基本的に医療機関を受診するなどの対応が必要です。 【(d)正しい ―― 緑内障】 ジフェニドール塩酸塩やスコポラミン臭化水素酸塩水和物は、抗コリン成分と同様の作用で眼圧を上昇させるおそれがあり、緑内障の診断を受けた人では症状を悪化させるおそれがあります。服用の前に、治療を行っている医師等に相談するよう説明します。

出典:登録販売者試験 令和7年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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