脳や神経系の働きに関する記述について、正しいものの組合せを選べ。…
人体の働きと医薬品 第71問
脳や神経系の働きに関する記述について、正しいものの組合せを選べ。a 脳において、ブドウ糖の消費量は全身の約25%、酸素の消費量は全身の約50%を占める。b 血液脳関門とは、脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能のことをいう。c 末梢神経系は、体性神経系と自律神経系に分類され、自律神経系は、交感神経系と副交感神経系からなる。d 副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は、ノルアドレナリンである。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(b)(c)の2つです。
【(a)誤り ―― 酸素の消費量は約20%】
脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%とされています。ブドウ糖の約25%は正しいのですが、酸素の「約50%」が誤りです。
【(b)正しい ―― 血液脳関門】
脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は、血液中から脳の組織へ移行しにくくなっています。このように、脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能を血液脳関門といいます。
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【(c)正しい ―― 末梢神経系の分類】
末梢神経系は、随意運動や知覚などを担う体性神経系と、生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自律神経系に分類され、自律神経系は交感神経系と副交感神経系からなります。
【(d)誤り ―― 副交感神経はアセチルコリン】
副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンです。交感神経の節後線維の末端から放出されるのはノルアドレナリンです(ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが放出されます)。
出典:登録販売者試験 令和8年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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