血液に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
人体の働きと医薬品 第24問
血液に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)血漿は90%以上が水分からなり、血液の浸透圧を保持する働きのあるアルブミンを含む。
- (2)血液の粘稠性は、主として血漿の水分量や赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えない。
- (3)リンパ球は白血球の約60%を占め、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルスを食作用によって取り込んで分解する。
- (4)血小板は血管の損傷部位に粘着、凝集して傷口を覆い、このとき血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こる。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
【(3) 誤り ―― 約60%を占めるのは好中球】
白血球の約60%を占め、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルスなどを食作用で取り込んで分解するのは好中球の説明です。リンパ球は白血球の約1/3を占め、血液のほかリンパ液にも分布して循環しています。リンパ節、脾臓などのリンパ組織で増殖し、細菌やウイルス等の異物を認識したり(T細胞リンパ球)、それらに対する抗体(免疫グロブリン)を産生したり(B細胞リンパ球)します。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。血漿は90%以上が水分で、アルブミン、グロブリン等のタンパク質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含みます。アルブミンは血液の浸透圧を保持する働きがあります。
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(2) 正しい。血液の粘稠性は、主として血漿の水分量や赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えません。
(4) 正しい。血小板は損傷部位に粘着・凝集して傷口を覆い、血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こります。
【白血球の内訳】
好中球:約60%。食作用。リンパ球:約1/3。免疫(T細胞・B細胞)。単球:約5%。大型で、組織中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれます。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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