小児及び高齢者の医薬品の使用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第9問
小児及び高齢者の医薬品の使用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」において、小児は7歳以上15歳未満、高齢者は65歳以上をおおよその目安としている。
- (2)小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。
- (3)高齢者は、基礎疾患を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなることがある。
- (4)小児の誤飲・誤用事故を未然に防止するには、家庭内において、小児が容易に手に取れる場所や、小児の目につく場所に医薬品を置かないようにすることが重要である。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
【(2)が誤り ―― 腸は「長く」、吸収率は「高い」】
小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高いとされます。設問は「短く」「低い」と逆になっています。
小児の特徴 ……
腸が長い → 吸収率が相対的に高い
血液脳関門が未発達 → 成分が脳に達しやすく、
中枢神経系に影響する医薬品で副作用を起こしやすい
肝臓・腎臓の機能が未発達 → 代謝・排泄に時間がかかり、
作用が強く出過ぎたり副作用がより強く出たりする
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。この留意事項では、おおよその目安として、
新生児は生後4週未満、乳児は生後4週以上1歳未満、幼児は1歳以上7歳未満、小児は7歳以上15歳未満、高齢者は65歳以上としています。
(3) 正しい。高齢者は基礎疾患を抱えていることが多く、
一般用医薬品の使用で基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなったりすることがあります。
(4) 正しい。誤飲・誤用事故を防ぐには、
小児が容易に手に取れる場所や目につく場所に医薬品を置かないことが重要です。
出典:登録販売者試験 令和4年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「医薬品に共通する特性と基本的な知識」のほかの問題
- 令和元年度 第9問プラセボ効果に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
- 令和2年度 第9問医薬品の適正使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい
- 令和3年度 第9問以下の項目のうち、一般用医薬品の役割として、誤っているものを一つ選びなさい。
- 令和5年度 第9問医薬品と食品との飲み合わせに関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- 令和6年度 第9問医薬品と食品との相互作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選
- 令和7年度 第9問医薬品と食品の相互作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選び
スポンサーリンク

