次の表は、あるかぜ薬に含まれている成分の一覧である。…
主な医薬品とその作用 第65問
次の表は、あるかぜ薬に含まれている成分の一覧である。1包(0.96g)中成分 分量グアイフェネシン 60 mgジヒドロコデインリン酸塩 8 mgdl-メチルエフェドリン塩酸塩 20 mgアセトアミノフェン 300 mgクロルフェニラミンマレイン酸塩 2.5 mg無水カフェイン 25 mgリボフラビン 4 mgこの医薬品の成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア ジヒドロコデインリン酸塩は、依存性がある成分である。イ アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。ウ クロルフェニラミンマレイン酸塩は、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを促進する。エ リボフラビンは、制酸作用により解熱鎮痛成分による胃腸障害を軽減する。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 誤 エ: 誤
- (2)ア: 正 イ: 誤 ウ: 正 エ: 正
- (3)ア: 正 イ: 誤 ウ: 正 エ: 誤
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 正 エ: 誤
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 正
正答 (1)
正答は (1)。ア・イが正しく、ウ・エが誤りです。
【(ア)正しい】
ジヒドロコデインリン酸塩は麻薬性鎮咳成分で、依存性がある成分です。長期連用や大量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感などが現れることがあり、薬物依存につながるおそれがあります。
【(イ)正しい】
アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できません。その分、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は少ないとされます。
【(ウ)が誤り ―― 「促進」ではなく「抑える」】
クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分で、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げて、くしゃみや鼻汁などの症状を抑えます。
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【(エ)が誤り ―― リボフラビンはビタミンB2】
リボフラビン(ビタミンB2)は、かぜの時に消耗しやすいビタミンの補給を目的に配合されます。制酸作用で胃腸障害を軽減する目的で配合されるのは、乾燥水酸化アルミニウムゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウムなどの制酸成分です。
出典:登録販売者試験 令和6年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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