皮膚及びきず口等に用いる薬並びにその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第92問

皮膚及びきず口等に用いる薬並びにその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 創傷部をより早く治癒させるには、人間の外皮表面に存在する皮膚常在菌を繰り返し殺菌消毒することが望ましい。イ サリチル酸は角質軟化作用を示すほか、抗菌、抗真菌、抗炎症作用も期待され、にきび用薬に配合されている場合がある。ウ イブプロフェンピコノールは、イブプロフェンの誘導体であり、主に鎮痛作用を期待され、外皮用薬に用いられる。エ 化膿性皮膚疾患用薬を漫然と使用すると、連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌が耐性を獲得するおそれがある。

正答 (4)
正答は (4)。イ・エが正しく、ア・ウが誤りです。 【(ア)が誤り ―― 繰り返しの殺菌消毒はかえって治りにくくする】 皮膚常在菌は、病原菌の繁殖から皮膚を守る働きもしています。殺菌消毒剤を繰り返し使用すると皮膚常在菌が殺菌されてしまうほか、殺菌消毒成分によって組織修復が妨げられ、かえって治癒しにくくなったり、状態を悪化させたりすることがあります。 【(イ)正しい】 サリチル酸は、角質成分を溶解することで角質軟化作用を示します。抗菌、抗真菌、抗炎症作用も期待され、にきび用薬などに配合されています。
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【(ウ)が誤り ―― 外用での鎮痛作用はほとんど期待されない】 イブプロフェンピコノールはイブプロフェンの誘導体ですが、外用での鎮痛作用はほとんど期待されません。吹出物に伴う皮膚の発赤や腫れを抑えるほか、吹出物(面皰)の拡張を抑える作用があるとされ、主としてにきび治療薬に用いられます。 【(エ)正しい】 化膿性皮膚疾患用薬(抗菌成分を含むもの)を漫然と使用すると、連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌が耐性を獲得するおそれがあります。

出典:登録販売者試験 令和6年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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