解熱鎮痛薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第66問

解熱鎮痛薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア サリチルアミドは、ライ症候群の発生の可能性が示唆されているため、水痘(水疱瘡)やインフルエンザにかかっている15歳未満の小児に対しては使用を避ける必要がある。イ アスピリンは、血液を凝固しにくくさせる作用があるため、胎児への影響や、妊娠期間の延長、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加等の母体への影響を考慮して、出産予定日16週間以内の使用を避ける。ウ イソプロピルアンチピリンは、現在、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分となっており、ピリン系解熱鎮痛成分によって薬疹(ピリン疹)等のアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しない。エ ジリュウは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。

正答 (3)
正答は (3)。ア・ウが正しく、イ・エが誤りです。 【(ア)正しい】 エテンザミドとサリチルアミドは、ライ症候群の発生の可能性が示唆されているため、水痘(水疱瘡)またはインフルエンザにかかっている15歳未満の小児に対しては使用を避ける必要があります。 【(イ)が誤り ―― 「12週間」以内】 アスピリンは、血液を凝固しにくくさせる作用もあるため、胎児や出産時の母体への影響を考慮して、出産予定日12週間以内の使用を避けることとされています。「16週間」ではありません。 【(ウ)正しい】 1960年代半ばまでは他のピリン系成分も一般用医薬品に配合されていましたが、ショックなどの重篤な副作用が頻発したため用いられなくなり、現在ではイソプロピルアンチピリンが一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分です。ピリン系成分で薬疹(ピリン疹)などのアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しません。
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【(エ)が誤り ―― これはボウイの説明】 ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎・根茎を基原とし、鎮痛、尿量増加(利尿)などの作用を期待して用いられるのはボウイです。ジリュウは、フトミミズ科の Pheretima aspergillum などの内部を除いたものを基原とする生薬で、古くから「熱さまし」として用いられてきました。

出典:登録販売者試験 令和7年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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