血液に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

人体の働きと医薬品 第27問

血液に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 二酸化炭素の多くはヘモグロビンと結合し、末梢組織から肺へ運ばれる。b 血管の損傷部位では、血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、血漿タンパク質の一種であるフィブリンが傷口で重合して、線維状のフィブリノゲンとなる。c グロブリンは、その多くが、免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う。d 単球は、白血球の約60%を占めており、強い食作用を持ち、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれている。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(c)だけです。 【(a)が誤り ―― 二酸化炭素は主に血漿中を運ばれる】 ヘモグロビンと結合して運ばれるのは酸素です。二酸化炭素の多くは血漿中に溶け込んで末梢組織から肺へ運ばれます。 ヘモグロビンの性質 …… 酸素量の多いところ(肺胞の毛細血管)で酸素分子と結合し、酸素が少なく二酸化炭素の多いところ(末梢組織の毛細血管)で酸素分子を放出します。この性質によって酸素が必要な場所に届けられます。 【(b)が誤り ―― フィブリンとフィブリノゲンが逆】 正しくは、血漿タンパク質の一種であるフィブリノゲンが傷口で重合して線維状のフィブリンとなります。設問は両者を入れ替えています。
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止血の流れ …… まず血小板が傷口に粘着、凝集して傷口を覆います。 同時に血液を凝固させる一連の反応が起こり、フィブリンが血球等をからめ取る血餅を作って傷口をふさぎます。 なお、血液を試験管内に放置して固まったときに分離する 淡黄色の液体を血清といい、これはフィブリノゲンが除かれた血漿です。 【(c)正しい ―― グロブリンは抗体】 グロブリンは、その多くが免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担います。免疫グロブリンとも呼ばれます。 【(d)が誤り ―― 白血球の約60パーセントは好中球】 白血球の約60パーセントを占め、強い食作用を持つのは好中球です。単球は白血球の約5パーセントで、最も大きく、組織の中ではマクロファージと呼ばれます。リンパ球は白血球の約3分の1を占めます。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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