目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
人体の働きと医薬品 第29問
目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ビタミンAが不足すると、夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。
- (2)遠近の焦点調節は、主に硝子体の厚みを変化させることによって行われる。
- (3)透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される。
- (4)網膜には光を受容する細胞(視細胞)が密集しており、視細胞が受容した光の情報は網膜内の神経細胞を介して神経線維に伝えられ、網膜の神経線維は眼球の後方で束になり、視神経となる。
- (5)眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、6本の眼筋が眼球側面の強膜につながっている。
正答 (2)
正答は (2)。(2)の記述が誤りです。
【(2)が誤り ―― 厚みを変えるのは「水晶体」】
遠近の焦点調節は、主に水晶体の厚みを変化させることによって行われます。硝子体ではありません。
仕組み …… 水晶体の周りを囲んでいる毛様体が収縮・弛緩することで厚みが変わります。
近くの物を見るときは毛様体が収縮して水晶体が丸く厚くなり、遠くの物を見るときは毛様体が弛緩して水晶体が扁平になります。
硝子体とは …… 水晶体の後ろにある
透明のゼリー状組織で、眼球の形を保つ役割を担います。
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焦点調節には関わりません。
【他の選択肢はいずれも正しい】
(1) …… 視細胞が光を感じる反応には
ビタミンAが不可欠であるため、不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じます。
(3) …… 透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、
角膜と水晶体の間を満たしている房水によって栄養分や酸素が供給されます。
(4) …… 網膜には視細胞が密集しており、
受容した光の情報は網膜内の神経細胞を介して神経線維に伝えられ、眼球の後方で束になって視神経となります。
(5) …… 眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、
6本の眼筋が眼球側面の強膜につながっています。
あわせて覚えること …… 眼精疲労は、眼筋の疲労、毛様体の疲労、涙液の供給不足等が要因で生じます。
全身的な疲労や睡眠不足、不適切な眼鏡の使用によっても起こり、十分な休息をとっても改善しない場合は他の疾患が疑われます。
出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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