眠気防止薬の主な有効成分として配合されるカフェインに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第65問

眠気防止薬の主な有効成分として配合されるカフェインに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a カフェインの作用として、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。b カフェインによる眠気や倦怠感を抑える効果は一時的であるため、連用に関する注意喚起はなされていない。c カフェインの血中濃度が最高血中濃度の半分に低減するのに要する時間は、通常の成人が約3.5時間であるのに対して、乳児では約80時間と非常に長い。d カフェインが含まれている医薬品、医薬部外品、食品を同時に摂取するとカフェインが過量となり、中枢神経系や循環器系等への作用が強く現れるおそれがある。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(c)(d)です。 【(a)正しい ―― 利尿作用の仕組み】 カフェインには、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制があり、尿量の増加をもたらします。再吸収されない分がそのまま尿になる、という理屈です。 【(b)が誤り ―― 連用に関する注意喚起はある】 カフェインによる眠気や倦怠感を抑える効果は一時的であり、連用に関する注意喚起がなされています。 具体的な注意 …… 眠気防止薬は「短期間の使用にとどめ、連用しないこと」とされています。 睡眠不足は生体にとって不可欠な休息が不足している状態であり、眠気防止薬で睡眠を妨げることは、かえって疲労を蓄積させることにつながります。
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医薬品でよい睡眠が得られるわけではない、と説明してください。 【(c)正しい ―― 乳児では代謝に時間がかかる】 血中濃度が最高血中濃度の半分に低減するのに要する時間は、通常の成人が約3.5時間であるのに対して、乳児では約80時間と非常に長くなっています。そのため、授乳婦がカフェインを頻繁に摂取すると乳児の体内にカフェインが蓄積し、神経過敏や不眠を起こすことがあります。 【(d)正しい ―― 重複摂取に注意】 カフェインが含まれている医薬品、医薬部外品、食品を同時に摂取するとカフェインが過量となり、中枢神経系や循環器系等への作用が強く現れるおそれがあります。 摂取量の上限 …… 眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量は200ミリグラム、1日摂取量は500ミリグラムが上限です。 コーヒーやお茶、エナジードリンクからの摂取も加わることを忘れないでください。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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