外皮用薬に用いられるステロイド性抗炎症成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…

主な医薬品とその作用 第88問

外皮用薬に用いられるステロイド性抗炎症成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。(2)の記述が正しく、他は誤りです。 【(2)正しい ―― 長期連用を避ける目安】 ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1グラム又は1ミリリットル中0.025ミリグラムを超えて含有する製品では、特に長期連用を避ける必要があります。 【(1)が誤り ―― 感染を伴う患部には使わない】 ヒドロコルチゾン等のステロイド性抗炎症成分は、水痘(水疱瘡)、みずむし、たむし等又は化膿している患部については症状を悪化させるおそれがあり、使用を避けます。 理由 …… ステロイドには免疫機能を低下させる作用があるため、細菌、真菌、ウイルスによる感染を悪化させます。
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「かゆいから塗る」という自己判断がかえって悪化を招く典型例です。 【(3)が誤り ―― ケトプロフェンは非ステロイド】 主なステロイド性抗炎症成分は、デキサメタゾン、プレドニゾロン酢酸エステル、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル、ヒドロコルチゾン、ヒドロコルチゾン酪酸エステル等です。ケトプロフェンは非ステロイド性抗炎症成分であり、この並びには入りません。 【(4)が誤り ―― 広範囲・慢性は対象外】 ステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象とするものではありません。外用の場合は末梢組織における炎症を抑えることが目的であり、広範囲に使用すると副腎皮質の機能低下を生じるおそれがあります。 【(5)が誤り ―― 非ステロイドのほうがその略称】 ステロイド骨格を持つのはステロイド性抗炎症成分ですが、非ステロイド性抗炎症薬のほうを指す略称が別にあります。設問はこの2つを取り違えています。なお、外皮用薬における非ステロイド性抗炎症成分には、インドメタシン、ケトプロフェン、フェルビナク、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウム等があります。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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