一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に「次の部位には使用しないこと」と記載することとされている薬効群等…
医薬品の適正使用と安全対策 第110問
一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に「次の部位には使用しないこと」と記載することとされている薬効群等とその理由に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 殺菌消毒薬(液体絆創膏)は、湿潤した患部に用いると、分泌液が貯留して症状を悪化させることがあるため、ただれ、化膿している患部には使用しない。b うおのめ・いぼ・たこ用薬は、角質溶解作用の強い薬剤であり、誤って目に入ると障害を与える危険性があるため、目の周囲には使用しない。c 外用鎮痒消炎薬(エアゾール剤に限る)は、特定の局所に使用することが一般に困難であり、目などに薬剤が入るおそれがあるため、目の周囲、粘膜等には使用しない。d みずむし・たむし用薬は、皮膚刺激成分により、強い刺激や痛みを生じるおそれがあるため、目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)には使用しない。
- (1)a: 正 b: 正 c: 正 d: 正
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 誤
- (5)a: 誤 b: 誤 c: 誤 d: 正
正答 (1)
正答は (1)。a から d まですべて正しい記述です。
【(a)正しい ―― 液体絆創膏】
湿潤した患部に用いると、分泌液が貯留して症状を悪化させることがあるため、ただれ、化膿している患部には使用しません。
液体絆創膏とは ……
創傷面に薄い膜を作って保護するものです。
そのため、分泌液の多い患部に塗ると膜の下に液が溜まってしまいます。
【(b)正しい ―― うおのめ・いぼ・たこ用薬】
角質溶解作用の強い薬剤であり、誤って目に入ると障害を与える危険性があるため、目の周囲には使用しません。
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【(c)正しい ―― 外用鎮痒消炎薬(エアゾール剤)】
特定の局所に使用することが一般に困難であり、目などに薬剤が入るおそれがあるため、目の周囲、粘膜等には使用しません。
「エアゾール剤に限る」 ……
噴霧するため
狙ったところだけにかけることが難しい、という理由です。
同じ薬効群でもクリーム剤や液剤にはこの記載がありません。
【(d)正しい ―― みずむし・たむし用薬】
皮膚刺激成分により、強い刺激や痛みを生じるおそれがあるため、目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)には使用しません。
【「次の部位には使用しないこと」の並び】
目の周囲、粘膜等 …… 外用鎮痒消炎薬
(エアゾール剤に限る)
目や目の周囲、粘膜 …… みずむし・たむし用薬
目の周囲 …… うおのめ・いぼ・たこ用薬
ただれ、化膿している患部 ……
殺菌消毒薬(液体絆創膏)
水痘、みずむし・たむし等又は化膿している患部 ……
ステロイド性抗炎症成分を含む外用薬
湿潤、ただれ、やけど又は外傷のひどい患部 ……
みずむし・たむし用薬
出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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