鼻及び耳に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…
人体の働きと医薬品 第28問
鼻及び耳に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a 鼻中隔の前部は、毛細血管が少ないことに加えて粘膜が厚いため、傷つきにくく鼻出血を起こしにくい。b 鼻腔と副鼻腔を連絡する管は非常に狭いため、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔に炎症を生じることがある。c 小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し、感染が起こりやすい。d 内耳は、平衡器官である蝸牛と、聴覚器官である前庭からなり、いずれも内部はリンパ液で満たされている。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(b)(c)の2つです。
【(a)が誤り ―― 鼻出血は起こりやすい】
鼻中隔の前部は、毛細血管が豊富に分布していることに加えて粘膜が薄いため、傷つきやすく鼻出血を起こしやすい部位です。キーゼルバッハ部位とも呼ばれます。設問はすべて逆に述べています。
【(b)正しい ―― 副鼻腔炎の仕組み】
鼻腔と副鼻腔を連絡する管は非常に狭いため、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔に炎症を生じることがあります。
副鼻腔とは …… 鼻腔に隣接した
目と目の間、額の部分、頬の下、鼻腔の奥にある空洞の総称です。
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なお、蓄膿症などの慢性の副鼻腔炎は一般用医薬品の点鼻薬の対応範囲外です。
【(c)正しい ―― 小児の中耳炎】
小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し、感染が起こりやすくなります。
耳管の働き …… 中耳と鼻腔・咽頭をつなぐ管で、外気と鼓膜内側の気圧を調整しています。
航空機の離着陸時に耳の閉塞感が生じるのはこの気圧差によるもので、顎を動かして耳管を開けることで解消されます。
【(d)が誤り ―― 蝸牛と前庭が逆】
正しくは次のとおりです。
蝸牛 …… 聴覚器官。渦巻き形
前庭 …… 平衡器官。水平・垂直方向の加速度を感知する
耳石器官と、体の回転や傾きを感知する半規管からなる
蝸牛はカタツムリの形で音を聞く、と結び付けてください。いずれも内部はリンパ液で満たされている点は正しい記述です。
出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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