目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
人体の働きと医薬品 第26問
目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)眼球は、6本の眼筋が眼球側面の強膜につながっており、上下左右斜めの各方向に向けることができる。
- (2)涙液には、目が鮮明な視覚情報を得られるよう角膜表面を滑らかに保つ働きがある。
- (3)透明な角膜や水晶体には、血管が通っていないため、房水によって栄養分や酸素が供給される。
- (4)視細胞が光を感じる反応には、ビタミンDが不可欠であるため、ビタミンDが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。
- (5)主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われており、水晶体は、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。
正答 (4)
正答は (4)。ビタミンDではなくビタミンAです。
【(4)が誤り ―― 夜盲症はビタミンA】
視細胞が光を感じる反応にはビタミンAが不可欠であるため、ビタミンAが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じます。
仕組み ……
網膜には色を識別する細胞とわずかな光でも敏感に反応する細胞の二種類の視細胞があります。
後者が光を感じる反応にはビタミンAが必要です。
ビタミンDの働き ……
腸管でのカルシウム吸収及び
尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助けます。
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目とは結びつきません。
眼科用薬に配合されるビタミン ……
ビタミンA …… 視細胞が光を感受する反応を改善
ビタミンB2 …… 角膜の酸素消費能を増加させ、
組織呼吸を亢進
ビタミンB6 …… アミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与し、目の疲れ等を改善
ビタミンB12 …… 目の調節機能を助ける
ビタミンE …… 末梢の微小循環を促進
【(1)正しい ―― 6本の眼筋】
眼球は、6本の眼筋が眼球側面の強膜につながっており、上下左右斜めの各方向に向けることができます。
眼精疲労 ……
眼球を動かす
眼筋の疲労のほか、遠近の焦点調節を行う
毛様体の疲労、周期的まばたきが少なくなることによる
涙液の供給不足等が要因となって生じます。
【(2)正しい ―― 涙液の働き】
角膜表面を滑らかに保つほか、ゴミや埃等の洗浄、角膜や結膜に酸素や栄養分を供給、老廃物を洗い流す、リゾチーム等の角膜や結膜を感染から防御する成分を含む、といった働きがあります。
【(3)正しい ―― 房水が栄養を供給】
透明な角膜や水晶体には血管が通っていないため、房水によって栄養分や酸素が供給されます。
血管があると ……
光が通らなくなってしまいます。
透明であるために血管を持たない、という理由から引けます。
【(5)正しい ―― 水晶体の厚み】
近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になります。
仕組み ……
水晶体の周りを囲んでいる
毛様体が収縮すると水晶体は丸く厚くなり、弛緩すると扁平になります。
出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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