外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第88問

外皮用薬及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a 湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合、抗真菌成分が配合された医薬品を使用することが適当である。b フェルビナクは、殺菌作用があり、皮膚感染症に対して使用されている。c イブプロフェンピコノールは、にきび治療薬に用いられるが、外用での鎮痛作用はほとんど期待されない。d 非ステロイド性抗炎症成分のケトプロフェンは、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、使用を避けるべきである。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)です。 【(a)が誤り ―― はっきりしないなら使わない】 湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合に、抗真菌成分が配合された医薬品を使用することは適当ではありません。 なぜか …… 湿疹に抗真菌成分を使用すると、かえって湿疹の症状を悪化させることがあります。 見分け方 …… 湿疹とみずむしの初期症状はよく似ています。 患部が化膿している場合や、ただれ・亀裂のひどい場合はみずむし・たむし用薬の使用を避け、医療機関の受診を勧めます。
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なお、じゅくじゅくと湿潤している患部には軟膏が適すとされます。 【(b)が誤り ―― 殺菌作用はない】 フェルビナクは非ステロイド性抗炎症成分です。殺菌作用はなく、皮膚感染症に対して効果はありません。 むしろ注意が要る …… 皮膚感染症に使用すると、痛みや腫れを一時的に和らげることでかえって皮膚感染が自覚されにくくなるおそれがあります。 非ステロイド性抗炎症成分 …… インドメタシン、ケトプロフェン、フェルビナク、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウム。 インドメタシンを主薬とするものでは11歳未満の小児(インドメタシン含量1%の貼付剤では15歳未満の小児)、その他の成分を主薬とするものでは15歳未満の小児向けの製品はありません。 【(c)正しい ―― イブプロフェンピコノール】 にきび治療薬に用いられますが、外用での鎮痛作用はほとんど期待されません。 働き …… イブプロフェンの誘導体ですが、専らにきび治療薬として用いられます。 吹き出物への面皰(にきび)の拡張を抑える働きがあります。 【(d)正しい ―― ケトプロフェンと妊婦】 妊婦又は妊娠していると思われる女性では、使用を避けるべきとされています。 ケトプロフェンの注意 …… 光線過敏症の副作用が知られており、使用中及び使用後しばらくは当該部位に紫外線が当たらないよう 留意する必要があります。 戸外に出る場合は、白い生地や薄手の服は紫外線を透過するため、避けます。 また …… チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラートを含有する医薬品、オキシベンゾン、オクトクリレンを含有する化粧品、日焼け止めでアレルギー症状を起こしたことがある人は使用を避けます。 喘息を起こしたことがある人も使用を避けます。

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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