胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第72問
胃腸に作用する薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a スクラルファートは、マグネシウムを含む成分であるため、透析を受けている人では使用を避ける必要がある。b ピレンゼピン塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は、生じた血栓が分解されにくくなることがある。c ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)は、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されている場合がある。d テプレノンの副作用として腹部膨満感、吐きけ、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇が現れることがあり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)です。
【(a)が誤り ―― マグネシウムではなくアルミニウム】
スクラルファートはアルミニウムを含む成分です。マグネシウムではありません。
なぜ透析を避けるか ……
長期間服用した場合にアルミニウム脳症及び
アルミニウム骨症を発症したとの報告があるためです。
アルミニウムを含む成分 ……
スクラルファート、アルジオキサ、合成ヒドロタルサイト、水酸化アルミニウムゲル。
透析療法を受けている人は使用しないこと、腎臓病の診断を受けた人は相談することとされています。
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【(b)が誤り ―― これはセトラキサート塩酸塩】
体内で代謝されてトラネキサム酸を生じるのはセトラキサート塩酸塩です。
だから ……
血栓のある人、血栓を起こすおそれのある人は、生じた血栓が分解されにくくなることがあり、相談することとされています。
ピレンゼピン塩酸塩とは ……
消化管の運動にはほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示します。
抗コリン作用を持つため、排尿困難、動悸、目のかすみの副作用が現れることがあり、服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないことと記載されます。
【(c)正しい ―― ジメチルポリシロキサン】
消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されます。
別名 ……
ジメチコン。
消泡成分です。
【(d)正しい ―― テプレノンの副作用】
腹部膨満感、吐きけ、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇が現れることがあり、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあります。
同じ扱いの成分 ……
ソファルコンもまれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあります。
胃粘膜保護・修復成分 ……
アズレンスルホン酸ナトリウム、アルジオキサ、スクラルファート、ゲファルナート、ソファルコン、テプレノン、セトラキサート塩酸塩、トロキシピド、銅クロロフィリンカリウム、メチルメチオニンスルホニウムクロライド。
出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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