次に掲げる記述のうち、通関業法第12条(変更等の届出)の規定により財務大臣に届け出なければならない場合に該当しないものは…

通関業法 通関業法 第16問

次に掲げる記述のうち、通関業法第12条(変更等の届出)の規定により財務大臣に届け出なければならない場合に該当しないものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、同条の規定により財務大臣に届け出なければならない場合に該当しない記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

正答 (4)
正答は (4)。 【第12条が届出を求める場合】 通関業法第12条は、通関業者が次のいずれかに該当することとなった場合に、遅滞なくその旨を財務大臣に届け出なければならないと定めています。  第1号 第4条第1項第1号から第3号まで、または第5号に掲げる事項に変更があったとき  第2号 第6条第1号、第3号から第7号まで、第10号または第11号のいずれかに該当するに至ったとき  第3号 第10条第1項の規定により通関業の許可が消滅したとき 第1号が引く第4条第1項の事項は、氏名または名称および住所ならびに法人の役員の氏名および住所(第1号)、営業所の名称および所在地(第2号)、営業所ごとの責任者の氏名および通関士の数(第3号)、通関業以外の事業の種類(第5号)です。第4号の取扱貨物の種類は届出の対象から外れています。
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【各選択肢の検討】 (1) 該当します。法人の解散は第10条第1項第3号の許可の消滅事由ですから、第12条第3号により届出が必要です。なお、この場合の届出義務者は、通関業法施行令第4条第5号により清算人とされています。 (2) 該当します。営業所の名称は第4条第1項第2号の事項ですから、第12条第1号により届出が必要です。 (3) 該当します。営業所に置く通関士の数は第4条第1項第3号の事項ですから、第12条第1号により届出が必要です。 (4) 該当しません。通関業務の料金の額は、第4条第1項のどの号にも挙がっておらず、第6条の欠格事由にも許可の消滅にも関係しません。料金については第18条の掲示義務があるだけで、変更するたびに財務大臣へ届け出る仕組みにはなっていません。 (5) 該当します。役員が禁錮以上の刑に処せられれば、その役員は第6条第3号に該当します。そうすると当該法人は第6条第10号に該当することとなりますから、第12条第2号により届出が必要です。 【届出が要らないものをまとめる】  取扱貨物の種類(第4条第1項第4号)  資産の状況  通関士以外の従業者の数  通関業務の料金の額 これらはいずれも許可申請の場面では意味を持つ情報ですが、第12条の届出の対象からは外れています。どこまでが届出事項かを条文の引用関係でたどる練習をしておきましょう。

出典:第58回 通関士試験 通関業法 第16問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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