次の記述は、外国為替及び外国貿易法第48条に規定する経済産業大臣の輸出の許可及び承認に関するものであるが、その記述の正し…

関税法等 関税法等 第25問

次の記述は、外国為替及び外国貿易法第48条に規定する経済産業大臣の輸出の許可及び承認に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、正しい記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

正答 (5)
正答は (5)。 【各選択肢の検討】 (1) 誤りです。輸出貿易管理令第8条第2項は、経済産業大臣が許可または承認の有効期間を延長することができると定めていますが、同令第12条第2号ニは、この有効期間を延長する権限を、経済産業大臣の指示する範囲内のものについて税関長に委任すると定めています。したがって、税関長が延長することができる場合があります。 (2) 誤りです。輸出貿易管理令別表第1の中欄に掲げる貨物について、受取人の個人的使用に供するものを国際郵便により輸出する場合に許可を要しないとする適用除外は置かれていません。安全保障に関わる規制ですから、少量であることや個人用であることによって外れるものではありません。
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(3) 誤りです。フィンランドは輸出貿易管理令別表第3に掲げる地域です。別表第1の16の項の貨物については、同令第1条第3項が別表第3に掲げる地域を仕向地とする場合の許可義務を定めていますが、同令第4条第2項第3号により、核兵器等の開発等または別表第1の1の項の貨物の開発、製造もしくは使用のために用いられるおそれがあるものとして経済産業大臣から許可の申請をすべき旨の通知を受けたときを除き、この許可義務は適用されません。本肢にはそのような通知を受けた事情が示されていませんから、許可を受けることを要しません。 (4) 誤りです。輸出貿易管理令別表第2の1の項の中欄に掲げるダイヤモンドについては、無償の商品見本であることによる承認の免除は認められていません。同令第4条第3項ただし書は、別表第2の一定の項の貨物について適用除外の例外を定めており、ダイヤモンドはその取扱いの対象です。紛争の資金源となることを防ぐための国際的な枠組みに基づく規制であり、少額であっても外れません。 (5) 正しい記述です。輸出貿易管理令第4条第4項は、別表第7に定める貨物の区分に応じ、その総価額が同表に掲げる金額以下である場合には承認を要しないとしています。別表第7は、別表第2の30および34の項の中欄に掲げる貨物について3万円と定めており、34の項の中欄には「冷凍のあさり、はまぐり及びいがい」が、その下欄にはアメリカ合衆国が掲げられています。したがって、総価額が3万円以下であれば承認は要りません。 【承認の少額特例の金額】  別表第2の21の3の項の中欄の貨物のうち一定のもの 30万円  別表第2の19の項の中欄の貨物           5万円  別表第2の30および34の項の中欄の貨物       3万円 貨物ごとに金額が違いますので、品目と金額を結び付けて覚えてください。

出典:第58回 通関士試験 関税法等 第25問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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