次の記述は、輸出通関に関するものであるが、その記述の誤っているものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、…

関税法等 関税法等 第17問

次の記述は、輸出通関に関するものであるが、その記述の誤っているものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、誤っている記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。 【口頭申告は税関長が認めたものに限る】 輸出申告は書面(または電子情報処理組織)によるのが原則で、旅客の携帯品について口頭による申告が認められるのは、税関長が輸出申告書の提出の必要がないと認める貨物についてです。「当該貨物の種類にかかわらず」という書き方は、この限定を取り払ってしまっており、誤りです。 旅客の携帯品であっても、輸出貿易管理令の規制を受ける貨物や、高額な貨物などは、口頭で済ませてよいものではありません。 【各選択肢の検討】 (1) 正しい記述です。貨物を業として輸出する者の書類保存義務は、輸出の許可の日の翌日から5年間です。輸出申告に際して税関に提出した書類は、すでに税関の手元にありますから、保存義務の対象から除かれています。携帯品、郵便物、特定輸出貨物が除かれている点も条文どおりです。
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(2) 正しい記述です。特定輸出者が輸出申告の特例の適用を受けていずれかの税関長に対して輸出申告をする必要がなくなったときは、その旨を承認をした税関長に届け出ることができるとされています。「できる」であって義務ではありません。制度を使わなくなったときに、自ら承認を手放す道が用意されているという趣旨です。 (3) 正しい記述です。特定輸出者が備え付けている帳簿や保存している書類に不実の記載があるときは、税関長は特定輸出者の承認を取り消すことができます。特定輸出者の制度は、税関の検査を省いて輸出者の自主管理に委ねるものですから、その土台である記録の正確さが失われれば、承認を続ける理由がなくなります。 (4) 誤りです。上記のとおり、口頭による輸出申告が認められるのは税関長が認めた貨物についてであり、種類を問わないわけではありません。 (5) 正しい記述です。特定委託輸出申告を行うときは、その貨物が置かれている場所から外国貿易船等に積み込もうとする開港、税関空港または不開港までの運送を、特定保税運送者に委託しなければなりません。特定委託輸出者は自ら保税運送の承認を受けた者ではないため、運送の部分を信頼できる事業者に担わせることで、貨物の追跡を確保しています。 【三つの輸出申告の特例】 特定輸出者    自ら承認を受けた輸出者。            いずれかの税関長に申告できる 特定委託輸出者  認定通関業者に通関手続を委託する輸出者。            運送を特定保税運送者に委託することが要件 特定製造貨物輸出者 認定製造者が製造した貨物を輸出する者

出典:第59回 通関士試験 関税法等 第17問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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