航空機搭載気象レーダーの説明で正しいものはどれか。…
航空気象 第13問
航空機搭載気象レーダーの説明で正しいものはどれか。
- (1)レーダー波の波長が長いほどエコー強度は強くなるが、強い雨を通して遠距離の観測をする場合には波長が短いほど減衰は少ない。
- (2)エコー強度は、雨滴サイズの違いによる影響より雨滴数の違いによる影響のほうが大きい。
- (3)強い雷雲エコー本体から突出した指状、フック状、スカロップ状など特別な形状をしたエコーの内外で、ひょう、竜巻、激しい乱気流などが見られることがある。
- (4)乱気流やウインドシアを検知できる気象レーダーは、大気の動きを観測している。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
強い雷雲のエコーの本体から突き出した指状、フック状、スカロップ(波形の縁)状などの特別な形のエコーの内外では、ひょう、竜巻、激しい乱気流が起こっていることがあります。こうしたエコーには十分な距離をとって避けます。
【ほかの選択肢】
(1) 波長が短いほどエコー(反射)は強くなりますが、強い雨による減衰も大きくなります。強い雨を通して遠くを観測するには、波長の長い方が減衰が少なくなります。記述は逆です 誤り
(2) エコーの強さは雨滴の直径の6乗に比例するので、雨滴の数より大きさの影響の方がずっと大きくなります 誤り
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(4) 乱気流やウインドシアーを検知する気象レーダーは、ドップラー効果を使って、雨滴など降水粒子の動きを観測しています。空気そのものの動きを見ているのではないので、降水粒子のない晴天乱気流などは検知できません 誤り
【気象レーダーの限界】
乾いたひょうや雪は雨よりエコーが弱く、実際より弱い雲に見えます。雷雲の上部や周辺の乱気流、晴天乱気流は映らないことがあります。
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空気象 問13(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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