フェーン風について説明した文章の下線部(1)~(4)の記述で誤りはどれか。…
航空気象 第6問
フェーン風について説明した文章の下線部(1)~(4)の記述で誤りはどれか。下降した気流の温度が山麓の温度より(1)高い場合の風をいう。大きな山脈を乗り越え吹きおりる気流は(2)湿潤断熱的に昇温するので平野に達した空気は(3)高温となり相対湿度が(4)低くなるのが普通である。
- (1)高い場合の風
- (2)湿潤断熱的に
- (3)高温となり
- (4)低くなる
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
山を越えて吹き下りる気流は、下降しながら圧縮されて「乾燥断熱的に」(100mにつき約1℃の割合で)昇温します。下りの気流は水蒸気が凝結しないので、湿潤断熱減率は当てはまりません。
【ほかの選択肢】
(1) フェーンは、吹き下りた気流の温度が山麓の気温より高い場合の
風をいいます 正しい
(3) 乾燥断熱的に昇温するので、平野に達した空気は高温になります 正しい
(4) 気温が上がっても水蒸気は増えないので、相対湿度は低くなります 正しい
【しくみ】
風上側 上昇で冷え、凝結して雨を降らせる(湿潤断熱、約0.5℃/
100m)
風下側 乾いた空気が下降して昇温(乾燥断熱、約1℃/100m)
→ 同じ高さで比べると、風下側の方が高温・乾燥になる
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空気象 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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