電離放射線障害防止規則に基づく特別の項目についての健康診断(以下「健康診断」という。)に関する次の記述のうち、誤っている…

関係法令 第18問

電離放射線障害防止規則に基づく特別の項目についての健康診断(以下「健康診断」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、労働者は緊急作業に従事しないものとする。

正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。 雇入れ又は配置替えの際に行う健康診断で省略できるのは、白内障に関する眼の検査だけです。「白血球数及び白血球百分率の検査を除く他の検査項目の全部又は一部」は誤りです。 【電離放射線健康診断の項目】 一 被ばく歴の有無の調査及びその評価 二 白血球数及び白血球百分率の検査 三 赤血球数の検査及び血色素量又はヘマトクリット値の検査 四 白内障に関する眼の検査 五 皮膚の検査 【省略できる場合】 雇入れ・配置替えの際   → 使用する線源の種類等に応じて、第四号(白内障に関する
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    眼の検査)のみ省略可(第56条第2項) 定期   → 医師が必要でないと認めるときは、第二号~第五号の     全部又は一部を省略可(同第3項)   → 前年1年間に受けた実効線量が5mSvを超えず、当年も     5mSvを超えるおそれのない者は、医師が必要と認め     なければ第二号~第五号を行わなくてよい(同第4項) 【(2)と(3)を読み比べる】 (2) 雇入れの際 → 「白血球数…を除く他の全部又は一部」 (3) 定期    → 「被ばく歴の有無の調査を除く他の全部             又は一部」 (3)は正しい記述です。定期では第一号だけを残せます。(2)は、その形をまねて残す項目を第二号にすり替えたものです。しかも、雇入れの際に省略できるのは第四号だけなので、二重に誤っています。 【眼の検査を省略できる条件】 条文は「使用する線源の種類等に応じて」 雇入れ・配置替えの際の白内障に関する眼の検査は、使う線源の種類などに応じて省略できる、と定められています。被ばく歴や放射線業務の経験の有無が条件ではありません。 一方、血液や皮膚の検査は、雇入れ・配置替えの際には省略できません。業務に就く前の状態を記録しておくことに意味があります。 【ほかの選択肢】 (1) 管理区域に一時的に立ち入るが、放射線業務に常時従事して   いない労働者には、健康診断は不要      正しい (3) 定期の健康診断で、被ばく歴の有無の調査及びその評価を   除く項目を省略できる             正しい (4) 異常の所見があると診断された労働者については、3か月以内   に医師の意見を聴く              正しい (5) 定期の健康診断を行ったときは、遅滞なく報告書を所轄労働   基準監督署長に提出する            正しい 【対象となる労働者】 放射線業務に常時従事する労働者で、管理区域に立ち入るもの 【報告書の提出】 定期のものだけ提出。人数は問わない

出典:エックス線作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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