電離放射線障害防止規則で定める放射線業務従事者の被ばく限度に関する次の文中の[  ]内に入れるAからCの数値の組合せとし…

関係法令 第16問

電離放射線障害防止規則で定める放射線業務従事者の被ばく限度に関する次の文中の[  ]内に入れるAからCの数値の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、放射線業務従事者は、緊急作業には従事しないものとし、また、被ばく限度に関する経過措置の適用はないものとする。「事業者は、放射線業務従事者の受ける等価線量が、眼の水晶体に受けるものについては5年間につき[ A ]mSv及び1年間につき[ B ]mSvを、皮膚に受けるものについては1年間につき[ C ]mSvを、それぞれ超えないようにしなければならない。」

正答 (2)
正答は (2)。A=100、B=50、C=500 です。 【条文の内容】 眼の水晶体に受けるもの   5年間につき100mSv及び1年間につき50mSv 皮膚に受けるもの   1年間につき500mSv 【眼の水晶体の限度】 以前は1年間150mSvでしたが、5年間100mSv及び1年間 50mSvに改められました。 水晶体は白内障という確定的影響を起こします。従来考えられていたよりも低い線量で起こることが分かったためです。 結果として、実効線量の限度と同じ数値になっています。
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【実効線量の限度と比べる】 実効線量    5年間100mSv かつ 1年間50mSv 眼の水晶体   5年間100mSv かつ 1年間50mSv → 同じ数値 全身への影響を表す実効線量と、水晶体という一つの組織の等価線量が、同じ値で規制されています。それだけ水晶体が弱いということです。 【皮膚が500mSvと高いわけ】 皮膚は入れ替わりが早く、回復しやすい 紅斑が出るしきい線量は約3Gy(3000mSv)で、他の組織より高めです。だから限度も高く設定できます。 【被ばく限度のまとめ】 実効線量   男性等  5年間100mSv かつ 1年間50mSv   女性   3か月間5mSv(上に加えて) 等価線量   眼の水晶体 5年間100mSv かつ 1年間50mSv   皮膚    1年間500mSv   妊娠中の腹部表面 妊娠と診断されてから出産までに2mSv 【5年間と1年間の二重の縛り】 5年で100mSv = 平均すると年20mSv ただし、ある年に多く受けることもあるので、1年50mSvという上限も別に設けています。平均では年20mSvだが、一年に限れば50mSvまでという組み立てです。 【女性だけ3か月で区切るわけ】 妊娠に気づく前の胎児を守るため

出典:エックス線作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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