エックス線装置を用いて放射線業務を行う場合の外部放射線の防護に関する次の措置のうち、電離放射線障害防止規則に違反している…

関係法令 第15問

エックス線装置を用いて放射線業務を行う場合の外部放射線の防護に関する次の措置のうち、電離放射線障害防止規則に違反しているものはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。これが電離放射線障害防止規則に違反しています。 管理区域内で労働者が常時立ち入る場所における外部放射線による実効線量は、1週間につき1mSvを超えないようにしなければなりません。「5mSvを超えないように」では基準が5倍ゆるすぎます。 【1週間につき1mSv】 年間に直すと 1 × 52 = 約52mSv 実効線量の限度が1年間50mSvですから、ほぼこれに見合う水準です。常時いる場所なら、これ以上は許されません。 記述は「平均4mSv程度」としており、基準の4倍を常時受けていることになります。
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【ほかの選択肢】 (1) 外部放射線による1cm線量当量率が20µSv/hを超えないように   遮蔽された構造のエックス線装置を、放射線装置室以外の室に   設置して使用                  適法 (3) 照射筒又はしぼりを用いると装置の使用の目的が妨げられる   ので、どちらも用いていない           適法 (4) 管電圧250kVのエックス線装置を放射線装置室以外の場所で   使用するとき、手動の表示灯を用いている   適法 (5) 特定エックス線装置を用いて透視を行うとき、定格管電流の   2倍以上の電流が通じると、直ちにエックス線管回路が開放位に   なる自動装置を設けている            適法 【20µSv/h以下なら装置室の外でもよい】 装置そのものが十分に遮蔽されていれば、部屋で囲う必要がない この基準を満たさない装置は、放射線装置室に設置しなければなりません。 【照射筒・しぼりの例外】 原則として必ず設ける ただし「用いると装置の使用の目的が妨げられるとき」は免除されます。被写体が大きくて絞りきれない場合などです。 【自動警報装置が要るのはどこか】 放射線装置室に設置したエックス線装置で、定格管電圧が150kVを超えるもの (4)は「放射線装置室以外の場所」での使用なので、この規定に あたらず、手動の表示灯でかまいません。同じ250kVでも、装置室に設置していれば自動警報装置が必要になります。場所の条件を読み落とさないことが要点です。 【定格管電流の2倍以上】 透視の際、過大な電流が流れたら回路を開く (5)はこの規定どおりの措置で、法令に違反していません(電離則第13条第1項第2号)。

出典:エックス線作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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