被ばく線量を測定するための放射線測定器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

エックス線の測定に関する知識 第22問

被ばく線量を測定するための放射線測定器に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。 光刺激ルミネセンス(OSL)線量計は、輝尽性発光を利用した線量計で、検出素子には酸化アルミニウムが用いられます。ラジオフォトルミネセンスを利用するのは蛍光ガラス線量計、フッ化カルシウムを素子とするのは熱ルミネセンス線量計(TLD)です。 【三つのルミネセンス線量計】 TLD(熱ルミネセンス)   刺激 加熱   素子 フッ化カルシウム、フッ化リチウムなど   読み取ると情報が消える(再読不可) 蛍光ガラス線量計(RPL)   刺激 紫外線
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  素子 銀活性リン酸塩ガラス   繰り返し読み取れる OSL(光刺激ルミネセンス)   刺激 緑色のレーザー光   素子 酸化アルミニウム   繰り返し読み取れる 何で刺激するかが名前になっています。熱ならT、光ならO。 【ほかの選択肢】 (1) TLDは、素子を加熱することによって発する蛍光の強度   から線量を読み取る。読み取ると情報が消失し、再度読み   取ることができない             正しい (2) 蛍光ガラス線量計は、銀活性リン酸塩ガラスの検出素子に   紫外線を当てて発する蛍光を利用し、繰り返し読み取れる                          正しい (3) 半導体式ポケット線量計は、固体内での電離作用を利用し、   検出器にはPN接合型シリコン半導体が用いられる                          正しい (5) 電荷蓄積式(DIS)線量計は、不揮発性メモリ素子   (MOSFETトランジスタ)を電離箱の構成要素の一部と   した線量計                  正しい 【TLDが再読できないわけ】 加熱すると、蓄えられていたエネルギーが一度に放出される 読み取りと同時に、素子はまっさらな状態に戻ります。裏を返せば、繰り返し使えるという利点でもあります。 【OSLが繰り返し読めるわけ】 光で刺激しても、蓄えの一部しか出ていかない 残った分で、もう一度読めます。線量計を読み直して確かめられるのは、大きな利点です。 【DIS線量計】 電離で生じた電荷を、メモリ素子に蓄える 電源を切っても消えない不揮発性なので、記録が保たれます。

出典:エックス線作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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