免疫担当細胞に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(生物) 第117問
免疫担当細胞に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)B 細胞は骨髄で発生・分化し、抗体の遺伝子再編成を経た後、二次リンパ器官に移動して、成熟B 細胞となる。
- (2)樹状細胞は、マクロファージと異なり、MHC クラスⅡによる抗原提示をしない。
- (3)キラーT 細胞は、MHC クラスⅡにより提示された抗原をT 細胞受容体により認識し、細胞傷害活性を示す。
- (4)ナチュラルキラー細胞は自然免疫系で働くリンパ球で、細胞傷害活性を示すだけでなく、インターフェロンγ(IFN︲γ)を産生する。
- (5)CD8 分子を表面に有する成熟T 細胞は、産生する特徴的なサイトカインの特性により、Th1 細胞、Th2 細胞、Th17 細胞に分類される。
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4)。B 細胞は骨髄で遺伝子再編成を経て二次リンパ器官で成熟し、NK 細胞は細胞傷害のほか IFN-γ も出します。
B 細胞は骨髄で発生し、免疫グロブリン遺伝子の再編成を受けた未熟 B 細胞が脾臓などの二次リンパ器官へ移って成熟 B 細胞になります。ナチュラルキラー(NK)細胞は自然免疫を担うリンパ球で、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞を傷害するとともに、IFN-γ を産生してマクロファージを活性化します。
【ほかの選択肢】
(2) 樹状細胞は最も強力な抗原提示細胞で、MHC クラスⅡにより CD4 陽性 T 細胞に抗原を提示する 誤り
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(3) キラー T 細胞(CD8 陽性)は、MHC クラスⅠに提示された抗原を認識する 誤り
(5) Th1・Th2・Th17 に分類されるのは CD4 陽性のヘルパー T 細胞 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問117(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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