医療者が患者に悪い知らせを伝える際のコミュニケ―ションスキルとしてSPIKES モデル(注)がある。薬剤師が抗がん剤の副…
薬学理論問題(法規) 第142問
医療者が患者に悪い知らせを伝える際のコミュニケ―ションスキルとしてSPIKES モデル(注)がある。薬剤師が抗がん剤の副作用について説明をする場面に関する記述のうち、SPIKES モデルの「Invitation」に該当するのはどれか。1つ選べ。
- (1)患者が何を具体的に知りたいと思っているか確認した。
- (2)プライバシーが守られ、落ち着いて話せる面談室を用意した。
- (3)抗がん剤治療について患者が受けた説明内容を確認した。
- (4)副作用が起きたときの対応について十分に説明した。
- (5)副作用に対する患者の不安な気持ちに寄り添う対応をした。(注) SPIKES:Setting(面談の設定)、Perception(患者認識の評価)、Invitation(患者からの求めの確認)、Knowledge(知識や情報の提供)、Empathy(感情への共感的対応)、Strategy & Summary(方針とまとめ)
正答 (1)
正答は (1)。Invitation は、患者がどこまで・何を知りたいかを確かめて、話してよいという「招き」を得る段階です。
悪い知らせは、患者が知りたいことと知りたくないことを確かめてから伝えます。ほかの選択肢は、SPIKES の別の段階に当たります。
【ほかの選択肢】
(2) 落ち着いて話せる部屋を用意するのは Setting(面談の設定) 誤り
(3) 患者がどんな説明を受け、どう理解しているかを確かめるのは Perception(患者認識の評価) 誤り
(4) 副作用への対応を説明するのは Knowledge(知識や情報の提供) 誤り
(5) 不安な気持ちに寄り添うのは Empathy(感情への共感的対応) 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問142(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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