内分泌系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(薬理) 第168問
内分泌系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)カベルゴリンは、ドパミンD₂ 受容体を遮断することで、下垂体前葉からのプロラクチンの分泌を抑制する。
- (2)プロチレリンは、下垂体前葉に作用することで、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌を促進する。
- (3)デスモプレシンは、バソプレシンV₂ 受容体を遮断することで、腎集合管における水の再吸収を阻害する。
- (4)リオチロニンは、甲状腺のペルオキシダーゼを阻害することで、甲状腺ホルモンの合成を抑制する。
- (5)メチラポンは、11 β︲ヒドロキシラーゼを阻害することで、コルチゾールの産生を抑制する。
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。プロチレリン(TRH)は下垂体前葉に働いて TSH の分泌を促し、メチラポンは11β-ヒドロキシラーゼを阻害してコルチゾールの産生を抑えます。
メチラポンはクッシング症候群の治療や、下垂体の ACTH 分泌の予備能の検査に使います。
【ほかの選択肢】
(1) カベルゴリンはドパミン D₂ 受容体の刺激薬で、プロラクチンの分泌を抑える。遮断ではない 誤り
(3) デスモプレシンは V₂ 受容体の刺激薬で、集合管での水の再吸収を促す(中枢性尿崩症などに使う) 誤り
(4) リオチロニンは甲状腺ホルモン(T₃)製剤で、甲状腺機能低下症の補充に使う。ペルオキシダーゼを阻害するのはチアマゾールなど 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問168(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「薬学理論問題(薬理)」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第153問統合失調症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第167問肺がん治療に用いる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第164問高尿酸血症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第160問呼吸器系に作用する薬物に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2026年(令和8年) 第158問18 歳女性。アレルギー性鼻炎と診断され、治療中である。その他の既往歴及び常用薬はない。
- 2022年(令和4年) 第153問自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
スポンサーリンク

