強皮症の治療には毛細血管閉塞の改善を目的として抗血小板薬が用いられる。処方薬の中で、抗血小板作用を示す薬物の機序として正…
薬学実践問題(薬理) 第262問
強皮症の治療には毛細血管閉塞の改善を目的として抗血小板薬が用いられる。処方薬の中で、抗血小板作用を示す薬物の機序として正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)トロンボキサン(TX)合成酵素を選択的に阻害することにより、TXA2 の産生を阻害する。
- (2)プロスタノイドIP 受容体を刺激して、血小板内のサイクリックAMP(cAMP)産生を増加させる。
- (3)ホスホジエステラーゼⅢを選択的に阻害して、血小板内のcAMP を増加させる。2+ 濃度の上昇を
- (4)セロトニン₅︲HT2 受容体を遮断することにより、血小板内Ca抑制する。
- (5)ADP 受容体のサブタイプであるP2Y12 受容体を遮断することにより、血小板内のcAMP の減少を抑制する。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「プロスタノイドIP 受容体を刺激して、血小板内のサイクリックAMP(cAMP)産生を増加させる。」と「ホスホジエステラーゼⅢを選択的に阻害して、血小板内のcAMP を増加させる。2+ 濃度の上昇を」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第106回 薬剤師国家試験 問262(厚生労働省 公表)
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