50 歳男性。身長165 cm、体重65 kg。膠原病として全身性強皮症と診断され、以下の処方で加療中である。(処方)プ…

薬学実践問題(薬理) 第262問

50 歳男性。身長165 cm、体重65 kg。膠原病として全身性強皮症と診断され、以下の処方で加療中である。(処方)プレドニゾロン錠5 mg 1 回4 錠(1 日4 錠)1 日1 回 朝食後 21 日分シロスタゾール口腔内崩壊錠50 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)1 日2 回 朝夕食後 21 日分ベラプロストナトリウム錠20 μg 1 回2 錠(1 日6 錠)1 日3 回 朝昼夕食後 21 日分強皮症の治療には毛細血管閉塞の改善を目的として抗血小板薬が用いられる。処方薬の中で、抗血小板作用を示す薬物の機序として正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。ベラプロストは IP 受容体を刺激し、シロスタゾールは PDE Ⅲを阻害して、どちらも血小板内の cAMP を増やします。 血小板内の cAMP が増えると、血小板は凝集しにくくなります。ベラプロストはプロスタサイクリン(PGI₂)の誘導体で、IP 受容体を刺激して cAMP を作らせます。シロスタゾールは cAMP を分解する PDE Ⅲを阻害します。プレドニゾロンは抗血小板薬ではありません。 【ほかの選択肢】 (1) オザグレルの作用で、処方にない 誤り (4) サルポグレラートの作用で、処方にない 誤り (5) クロピドグレルなどの作用で、処方にない 誤り

出典:第106回 薬剤師国家試験 問262(厚生労働省 公表)出典元ページ

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