50 歳男性。身長165 cm、体重65 kg。膠原病として全身性強皮症と診断され、以下の処方で加療中である。(処方)プ…

薬学実践問題(実務) 第263問

50 歳男性。身長165 cm、体重65 kg。膠原病として全身性強皮症と診断され、以下の処方で加療中である。(処方)プレドニゾロン錠5 mg 1 回4 錠(1 日4 錠)1 日1 回 朝食後 21 日分シロスタゾール口腔内崩壊錠50 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)1 日2 回 朝夕食後 21 日分ベラプロストナトリウム錠20 μg 1 回2 錠(1 日6 錠)1 日3 回 朝昼夕食後 21 日分右つまさきや踵に潰瘍を認め、皮膚硬化の経過が思わしくないため入院治療を開始するにあたり、シクロホスファミドを処方することになったと医師より連絡があった。薬剤師が医師に対して提案する内容として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

正答 (1)
正答は (1)。全身性強皮症では中等量以上の副腎皮質ステロイドが強皮症腎クリーゼの危険を高めるので、プレドニゾロンの減量・中止を提案します。 この患者はプレドニゾロンを1日 20 mg 飲んでいます。強皮症腎クリーゼは、急な高血圧と腎機能の悪化を起こす重い合併症で、ステロイドの量が多いと起こりやすいとされます。皮膚硬化の治療にシクロホスファミドを始めるので、免疫の抑えすぎや感染の危険の点からも、ステロイドは減らす方向で考えます。 【ほかの選択肢】 (2) 増量は強皮症腎クリーゼや感染の危険を高める 誤り
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(3)(4) シクロホスファミドの開始にあたって、シロスタゾールの量を変える理由はない 誤り (5) 1日 120 μg で、慢性動脈閉塞症に使うときの量の上限にすでに達している 誤り

出典:第106回 薬剤師国家試験 問263(厚生労働省 公表)出典元ページ

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