91 歳女性。骨粗しょう症の治療でアレンドロン酸ナトリウム経口ゼリー剤を服用中である。先日、薬剤師が在宅訪問した際に手足…

薬学実践問題(実務) 第279問

91 歳女性。骨粗しょう症の治療でアレンドロン酸ナトリウム経口ゼリー剤を服用中である。先日、薬剤師が在宅訪問した際に手足のしびれや筋肉の硬直を訴えていたため主治医に報告したところ、本日、医師の訪問診療時に低カルシウム血症であることが判明し、食事の摂取量低下の影響で低栄養状態でもあったため、塩化カルシウム注射液(1 mEq/mL)20 mL とビーフリード輸液※500 mL を末梢血管から投与する指示が出された。翌日、訪問看護師が2 剤を混合したところ、輸液が若干白濁していることに気付き、在宅訪問した薬剤師に相談があった。※ビタミンB₁・糖・電解質・アミノ酸液(主な電解質成分として、リン酸二カリウム、リン酸水素ナトリウム水和物、クエン酸ナトリウム水和物、L︲乳酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和物、硫酸マグネシウム水和物、硫酸亜鉛水和物を含有)薬剤師の助言の内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

正答 (5)
正答は (5)。リン酸を含む輸液とカルシウムを混ぜないよう、塩化カルシウムは生理食塩液で薄めて別に点滴します。 白濁した液はリン酸カルシウムの沈殿を含み、静脈に入ると細い血管を詰まらせる危険があるので使いません。カルシウムはリン酸を含まない生理食塩液で薄め、ゆっくり点滴します。 【ほかの選択肢】 (1) 沈殿を含む液を静脈内に入れると血管を詰まらせる危険がある 誤り (2) フィルターを使っても沈殿ができる組合せを混ぜてよいことにはならない 誤り (3) 冷やしても沈殿は防げない 誤り (4) 側管で合流すると管の中で沈殿ができ、急速静注は不整脈などを起こすおそれがある 誤り

出典:第106回 薬剤師国家試験 問279(厚生労働省 公表)出典元ページ

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