40 歳女性。体重50 kg。1 週間前に腎移植の手術を受け、以下の処方により治療を受けている。…

薬学実践問題(実務) 第285問

40 歳女性。体重50 kg。1 週間前に腎移植の手術を受け、以下の処方により治療を受けている。(処方1 )ネオーラル®(注)50 mg カプセル 1 回2 カプセル(1 日4 カプセル)1 日2 回 朝夕食後 7 日分(注:シクロスポリン)(処方2 )ミコフェノール酸モフェチルカプセル250 mg1 回4 カプセル(1 日8 カプセル)1 日2 回 朝夕食後 7 日分(処方3 )プレドニゾロン錠5 mg 1 回2 錠(1 日4 錠)1 日2 回 朝夕食後 7 日分副作用モニタリングを目的に、薬剤師が患者と面談を行ったところ、患者から「昨晩は食欲がなく夕食をとらずに服用したが大丈夫ですか」と相談があった。シクロスポリンの血中トラフ濃度は、昨日は211 ng/mL であったが本日は198 ng/mLであった。薬剤師の対応として適切なのはどれか。1つ選べ。

正答 (5)
正答は (5)。トラフ濃度は 211 から 198 ng/mL とわずかな変化で、食事をとらなかった影響は小さく、心配いらないと伝えます。 ネオーラルはマイクロエマルションの製剤で、食事による吸収の変化が小さくなるように工夫されています(前問)。濃度の下がり方は約6%で、食事を抜いて飲んでも大きな問題はありません。 【ほかの選択肢】 (1) 濃度の変化は小さく、剤形を変える理由はない 誤り (2) 飲み忘れや自己判断の中止は拒絶反応の危険を高める。食事ができなくても服用を続ける 誤り
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(3) 濃度はほとんど下がっておらず、ほかの免疫抑制薬を増やす理由はない 誤り (4) グレープフルーツジュースは CYP3A4 を阻害し、シクロスポリンの血中濃度を上げるので避ける 誤り

出典:第106回 薬剤師国家試験 問285(厚生労働省 公表)出典元ページ

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