48 歳男性。近視でハードコンタクトレンズを使用している。45 歳時より眼科でドライアイと診断され、ジクアホソルナトリウ…
薬学実践問題(実務) 第295問
48 歳男性。近視でハードコンタクトレンズを使用している。45 歳時より眼科でドライアイと診断され、ジクアホソルナトリウム点眼液を処方され、点眼している。ここ数年2 ~4 月頃に発作性反復性のくしゃみ、水性鼻漏と鼻閉の症状が出ていたが、この時期を過ぎると楽になるので経過をみていた。本年2 月にこれら症状が悪化し、眼もかゆくなったため、病院を受診し、ビラスチン錠とエピナスチン塩酸塩点眼液が処方され、処方箋をもって来局した。この患者への服薬指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)これらの薬剤を使用する際には自動車等の運転をしないで下さい。
- (2)ビラスチン錠は1 日1 回空腹時に服薬して下さい。
- (3)処方された点眼液を使用するときは、コンタクトレンズを外す必要がありません。
- (4)処方された点眼液を点眼する際は、点眼間隔をあける必要はありません。
- (5)症状がひどいときには、エピナスチン塩酸塩点眼液を一度に2 滴以上続けて点眼して下さい。
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。ビラスチンは食事で吸収が落ちるので空腹時に1日1回飲みます。ハードコンタクトレンズなら、外さずに点眼してかまいません。
ビラスチンは食後に飲むと血中濃度が下がるため、1日1回空腹時に飲む薬です。眠気が少ない抗ヒスタミン薬で、添付文書に自動車の運転を禁じる記載はありません。点眼液の保存剤のベンザルコニウム塩化物が問題になるのは主にソフトコンタクトレンズで、ハードコンタクトレンズはほとんど吸着しないため、装用したまま点眼できるとされます。
【ほかの選択肢】
(1) ビラスチン錠もエピナスチン点眼液も、運転をしないよう指導が必要な薬ではない 誤り
(4) ジクアホソル点眼液と併用するので、5分ほど間をあけて点眼する 誤り
(5) 1回1滴で十分で、多くさしてもあふれるだけ 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問295(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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