この処方どおりに薬剤を提供した後に疑義に気が付き、医師に照会した結果、用量が適切ではないことが判明した場合、薬剤師がとる…
薬学実践問題(法規) 第317問
この処方どおりに薬剤を提供した後に疑義に気が付き、医師に照会した結果、用量が適切ではないことが判明した場合、薬剤師がとるべき対応として、適切でないのはどれか。1つ選べ。
- (1)患児の家族に連絡して、次回の診察までは薬をこのまま服用させるよう指導する。
- (2)他にも同様の事例がないか薬局内で確認する。
- (3)事例に関して、事実を経時的に整理して記録する。
- (4)再発防止のため、指針の見直しや従事者が行う対策を検討する。
- (5)公益財団法人日本医療機能評価機構に、ヒヤリ・ハット事例として報告を行う。問318−319 ₇₅ 歳男性。₁ 年前から、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症と不眠症のため、近医を受診し、前回同様の以下の薬剤が処方された。患者のお薬手帳には、₃日前に初めて受診した別の泌尿器科から処方された薬が記載されていた。薬剤師が患者の家族に確認をしたところ、一昨日から、特に午前中にぼんやりしていることが多く、最近は物忘れが目立つため、認知症を発症したのではないかと心配していた。(処方)ロサルタンカリウム錠₁₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)ヒドロクロロチアジド錠₁₂.₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)ロスバスタチン錠₂.₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)フェブキソスタット錠₄₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₂₈ 日分ブロチゾラム錠₀.₂₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 就寝前 ₂₈ 日分(お薬手帳)タムスロシン塩酸塩口腔内崩壊錠₀.₂ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 夕食後 ₁₄ 日分エスゾピクロン錠₁ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 就寝前 ₁₄ 日分
正答 (1)
正答は (1) です。
この設問は「適切でないもの」を選ぶ形式です。つまり 「患児の家族に連絡して、次回の診察までは薬をこのまま服用させるよう指導する。」に誤りが含まれており、残りの選択肢は適切な記述として扱われています。
出典:第106回 薬剤師国家試験 問317(厚生労働省 公表)
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