抗ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(薬理) 第166問
抗ウイルス薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)アメナメビルは、帯状疱疹ウイルスのヘリカーゼ・プライマーゼ複合体のDNA 依存性ATPase 活性を阻害して、mRNA の合成を阻害する。
- (2)ガンシクロビルは、サイトメガロウイルスのチミジンキナーゼにより一リン酸化された後、宿主細胞キナーゼで三リン酸化体まで変換されて、ウイルスのRNA ポリメラーゼを阻害する。
- (3)オセルタミビルは、インフルエンザウイルスが宿主細胞から遊離する際に働くノイラミニダーゼを阻害して、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する。
- (4)ホスカルネットは、サイトメガロウイルスのRNA ポリメラーゼのピロリン酸結合部位に結合して、RNA の合成を阻害する。
- (5)アシクロビルは、三リン酸化体に変換されて、帯状疱疹ウイルスに感染した宿主細胞内でデオキシグアノシン三リン酸(dGTP)と競合して、ウイルスのDNAポリメラーゼを阻害する。一般問題(薬学理論問題) 【薬理】
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「オセルタミビルは、インフルエンザウイルスが宿主細胞から遊離する際に働くノイラミニダーゼを阻害して、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する。」と「アシクロビルは、三リン酸化体に変換されて、帯状疱疹ウイルスに感染した宿主細胞内でデオキシグアノシン三リン酸(dGTP)と競合して、ウイルスのDNAポリメラーゼを阻害する。一般問題(薬学理論問題) 【薬理】」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問166(厚生労働省 公表)
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