メトトレキサートとインフリキシマブを投与した場合、この患者で期待される効果の機序はどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(薬理) 第251問
メトトレキサートとインフリキシマブを投与した場合、この患者で期待される効果の機序はどれか。2つ選べ。
- (1)TNF︲a の作用が阻害され、関節滑膜細胞の増殖が抑制される。
- (2)ジヒドロ葉酸還元酵素の阻害によりリンパ球の増殖が抑制され、中和抗体の産生が抑制される。
- (3)シクロオキシゲナーゼの阻害によりプロスタグランジン合成が抑制され、疼痛が緩和される。
- (4)IL︲₆ 受容体が遮断され、破骨細胞の分化が抑制される。
- (5)炎症局所のアデノシン受容体が遮断され、炎症反応が抑制される。問252−253 ₆₂ 歳男性。₃ 年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、左室肥大と肺うっ血を認め、慢性心不全と診断された。処方₁ ~処方₃ で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方₄ を追加して病態が安定したため、退院することになった。現在の検査値等は以下のとおりである。(検査値)血圧₁₂₀/₈₂ mmHg、心拍数₈₄ 拍/分、AST ₂₄ IU/L、ALT ₁₆ IU/L、BUN ₁₈ mg/dL、血清クレアチニン値₀.₉ mg/dL、Na ₁₄₅ mEq/L、K ₂.₉ mEq/L、Cl ₁₀₂ mEq/L、血清BNP ₄₁₀ pg/mL、左室駆出率EF ₃₃%(処方₁ )エナラプリルマレイン酸塩錠₁₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分(処方₂ )ビソプロロールフマル酸塩錠₂.₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分(処方₃ )フロセミド錠₄₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分(処方₄ )エプレレノン錠₂₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃₀ 日分
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2) です。
正答として示されているのは 「TNF︲a の作用が阻害され、関節滑膜細胞の増殖が抑制される。」と「ジヒドロ葉酸還元酵素の阻害によりリンパ球の増殖が抑制され、中和抗体の産生が抑制される。」 です。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問251(厚生労働省 公表)
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