薬剤師が特別養護老人ホームを訪問した時、施設の看護師から入所者が内服薬を服用しないので困っているとの相談を受けた。処方は…

薬学実践問題(薬剤) 第265問

薬剤師が特別養護老人ホームを訪問した時、施設の看護師から入所者が内服薬を服用しないので困っているとの相談を受けた。処方は朝食後にドネペジル塩酸塩錠10 mg を1 錠であった。現状を踏まえ、主治医に対し次回からリバスチグミン経皮吸収型製剤への変更を提案した。リバスチグミン経皮吸収型製剤の特徴として、誤っているのはどれか。1つ選べ。

正答 (4)
正答は (4)。経皮吸収の主な経路は角質層を通る経表皮の経路で、汗腺や毛穴などの付属器官を通る経路はわずかです。 付属器官(汗腺・毛包)は皮膚の表面積のごく一部しか占めないため、薬の吸収の主な経路にはなりません。リバスチグミンの貼付剤は、薬が角質層を通って少しずつ吸収されるように作られています。 【ほかの選択肢】 (1) 背部・上腕部・胸部のいずれかに貼る製剤で、部位による吸収の差は小さいとされる 正しい (2) 1日1回の貼り替えを繰り返すと、血漿中濃度は定常状態に達する 正しい (3) 皮膚から直接全身の血流に入るので、肝臓の初回通過効果を受けない 正しい (5) 少しずつ吸収されるので急な濃度の上昇が避けられ、吐き気などが起こりにくい 正しい

出典:第107回 薬剤師国家試験 問265(厚生労働省 公表)出典元ページ

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