バンコマイシン投与開始後、以下の経過をたどった。₁ 日目 (バイパス術施行後₄ 日目)バンコマイシン点滴静注用の投与開始…
薬学実践問題(実務) 第275問
バンコマイシン投与開始後、以下の経過をたどった。₁ 日目 (バイパス術施行後₄ 日目)バンコマイシン点滴静注用の投与開始。₃ 日目 血液サンプルの細菌培養でMRSA 陽性。そのMIC は₂.₀ ng/mL。₇ 日目 体温₃₆.₅ ℃。₁₀ 日目 CRP ₀.₂ mg/dL。体温₃₆.₂ ℃。白血球数₂,₅₀₀/nL。以上の治療経過を踏まえた病棟担当薬剤師の主治医への対応について、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- (1)バンコマイシン散への変更を提案した。
- (2)バンコマイシンの目標血中濃度は₁₅ ng/mL にするべきであると提案した。
- (3)既に解熱しているので、バンコマイシンを全期間投与せず、早期終了を提案した。
- (4)再度、喀痰、血液、尿、鼻汁の細菌検査を依頼するよう提案した。
- (5)バンコマイシンによる血球減少を疑い、投与中止を提案した。問276−277 ₅₅ 歳男性。₂ 型糖尿病。内服薬による血糖のコントロールが不良のため、インスリン導入の目的で教育入院を行い、超速効型インスリンの投与が開始された。しかし退院後、仕事が多忙のため自己注射が不規則になった。現状の改善が図れないことから、かかりつけ薬剤師が処方医にトレーシングレポートを書き、使用製剤の見直しについて処方提案を行った。その結果、次回来局時には以下のように変更された処方箋を持参した。(注)ライゾデグ配合注フレックスタッチ₁ 回₁₂ 単位 ₁ 日₁ 回 朝食直前(注) インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組換え)溶解インスリンアナログ注射液
正答 (5)
正答は (5) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「バンコマイシンによる血球減少を疑い、投与中止を提案した。問276−277 ₅₅ 歳男性。₂ 型糖尿病。内服薬による血糖のコントロールが不良のため、インスリン導入の目的で教育入院を行い、超速効型インスリンの投与が開始された。しかし退院後、仕事が多忙のため自己注射が不規則になった。現状の改善が図れないことから、かかりつけ薬剤師が処方医にトレーシングレポートを書き、使用製剤の見直しについて処方提案を行った。その結果、次回来局時には以下のように変更された処方箋を持参した。(注)ライゾデグ配合注フレックスタッチ₁ 回₁₂ 単位 ₁ 日₁ 回 朝食直前(注) インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組換え)溶解インスリンアナログ注射液」が正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問275(厚生労働省 公表)
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