トラスツズマブ エムタンシン製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(薬剤) 第283問
トラスツズマブ エムタンシン製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)有効成分は、分子標的薬である核酸医薬と抗がん薬DM₁ が結合した核酸薬物複合体である。
- (2)有効成分は、ヒト上皮増殖因子と抗がん薬DM₁ が結合したタンパク質薬物複合体である。
- (3)有効成分は、点滴静注後、ヒト上皮増殖因子受容体₂ 型(HER₂)を標的として抗がん薬DM₁ を能動的にターゲティングする。
- (4)有効成分が細胞内に取り込まれた後、リソソーム内で抗がん薬DM₁ を遊離する。
- (5)有効成分が細胞膜上の受容体に結合した後、遊離した抗がん薬DM₁ が細胞膜に傷害を引き起こす。問284−285 近隣で喫茶店を営む高齢男性から、体調変化に関してかかりつけ薬剤師に相談があった。以前から神経因性疼痛があり、一般用医薬品の芍薬甘草湯を服用しているが、「最近、足がむずむずして気持ち悪いことが多く、夜も寝られないことがある。」とのことだった。近医を紹介し、お薬手帳を持参の上で受診するように提案した。その後、紹介した医師より、ドパミンアゴニスト使用不可のレストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)と診断され、以下の処方を考えている旨の連絡がこのかかりつけ薬剤師にあった。(注)ガバペンチン エナカルビル錠₃₀₀ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₂ 錠)₁ 日₁ 回 夕食後 ₁₄ 日分(注)徐放錠である。
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「有効成分は、点滴静注後、ヒト上皮増殖因子受容体₂ 型(HER₂)を標的として抗がん薬DM₁ を能動的にターゲティングする。」と「有効成分が細胞内に取り込まれた後、リソソーム内で抗がん薬DM₁ を遊離する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問283(厚生労働省 公表)
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