今後の治療について、医師よりICU 担当薬剤師に意見を求められた。適切な提案はどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(実務) 第301問
今後の治療について、医師よりICU 担当薬剤師に意見を求められた。適切な提案はどれか。2つ選べ。
- (1)未分画ヘパリンを中止し、トラネキサム酸を投与する。
- (2)アンチトロンビンガンマを投与する。
- (3)出血がないことを確認して、トロンボモデュリンアルファを投与する。
- (4)人赤血球液を投与する。
- (5)アスピリンを投与する。問302−303 ₅₉ 歳男性。B 型肝炎ウイルス(HBs 抗原)陽性であったが症状もなく長年放置していた。倦怠感や意識障害が強くなり家族に連れられ近医を受診したところ、非代償性肝硬変と診断され、緊急入院となった。下肢にむくみを認めているが、食事の摂取は可能である。入院時の検査値と入院後の処方は以下のとおりである。(検査値)AST ₂₆ IU/L、ALT ₂₇ IU/L、血清クレアチニン値₁.₂ mg/dL、総タンパク₆.₀ g/dL、血清アルブミン₂.₄ g/dL、LDL︲C ₃₈ mg/dL、プロトロンビン時間(PT)₁₉.₈ 秒、総ビリルビン₁.₀ mg/dL、直接ビリルビン₀.₆ mg/dL(処方₁ )ラミブジン錠₁₀₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)フロセミド錠₂₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)スピロノラクトン錠₂₅ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₁ 錠)₁ 日₁ 回 朝食後 ₃ 日分(処方₂ )ウルソデオキシコール酸錠₅₀ mg₁ 回₁ 錠(₁ 日₃ 錠)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₃ 日分(処方₃ )酸化マグネシウム錠₃₃₀ mg₁ 回₂ 錠(₁ 日₆ 錠)ラクツロースゼリー分包₁₆.₀₅ g/包₁ 回₁ 包(₁ 日₃ 包)分岐鎖アミノ酸配合経口ゼリー剤₂₀ g/個₁ 回₁ 個(₁ 日₃ 個)₁ 日₃ 回 朝昼夕食後 ₃ 日分
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3) です。
正答として示されているのは 「アンチトロンビンガンマを投与する。」と「出血がないことを確認して、トロンボモデュリンアルファを投与する。」 です。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問301(厚生労働省 公表)
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