この患者に対するアセスメントの内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。…
薬学実践問題(実務) 第303問
この患者に対するアセスメントの内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)患者はすでに肝硬変に移行しているため、B 型肝炎に対する治療薬は不要である。
- (2)利尿薬による過度の脱水は、高アンモニア血症を悪化させる可能性がある。
- (3)肝臓は正常に機能している。
- (4)酸化マグネシウム錠とラクツロースゼリー分包の併用により下痢の可能性がある。
- (5)分岐鎖アミノ酸は、配合経口ゼリー剤が処方されているので、食事による摂取が不要である。問304−305 薬剤師が病院薬剤部内の勉強会で、ナトリウム︲グルコース共輸送体₂(SGLT₂ )阻害薬A の心保護作用について発表することになり、以下の文献を入手した。動脈硬化性心疾患を有する、または、動脈硬化性心疾患リスクが高い₂ 型糖尿病患者を対象に、「A 投与群」、「A 非投与群」の₂ 群に無作為に割り付けし、心血管死または心不全による入院を主要評価項目として検討したところ、以下の結果を得た。A投与群A非投与群Outcome(N = 8,582)(N = 8,578)Hazard Ratio人(%)発生率人(%)発生率(95%信頼区間)Cardiovascular death 417(4.9)12.2496(5.8)14.70.83(0.73︲0.95)or hospitalizationfor heart failure0.501.01.5(注)発生率は₁,₀₀₀ 人年当たりの発生数を示す。(注)₁ 人を₁ 年間観察した場合、₁ 人年に相当する。New England Journal of Medicine, ₃₈₀, ₃₄₇︲₃₅₇, ₂₀₁₉ より一部抜粋・修正
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「利尿薬による過度の脱水は、高アンモニア血症を悪化させる可能性がある。」と「酸化マグネシウム錠とラクツロースゼリー分包の併用により下痢の可能性がある。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
出典:第107回 薬剤師国家試験 問303(厚生労働省 公表)
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