40 歳男性。以下の処方箋を持って来局した。今回、初めての来局で、面談したところ、患者はこれまでも同じ薬を他の薬局で調剤…

薬学実践問題(法規) 第315問

40 歳男性。以下の処方箋を持って来局した。今回、初めての来局で、面談したところ、患者はこれまでも同じ薬を他の薬局で調剤してもらい服用しているとのことであった。この薬局では初回の調剤であったので、薬剤師は調剤した日の14 日後に、この患者に電話をして服薬状況などについて確認した。その際、実は、服用回数・服用錠数が多くて面倒だと感じていることが判明した。また、患者から、これまでも同じ薬を飲んでいるので、薬の変更がない場合には薬の説明やその説明書、薬袋は不要であるとの申し出があった。(処方)メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1 回1 錠(1 日3 錠)1 日3 回 朝昼夕食後 30 日分オルメサルタン口腔内崩壊錠10 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後   30 日分アトルバスタチン口腔内崩壊錠10 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 夕食後   30 日分この患者が次回来局した際に、患者の申し出に対する薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。

正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。薬袋の表示や服薬指導は薬剤師法などで決められており、服薬指導は書面(電磁的記録を含む)を用いて行います。 薬剤師法第25条で、調剤した薬剤の容器・被包に患者の氏名・用法・用量などを記載することが、第25条の2で、患者に必要な情報を提供し、薬学的知見に基づく指導を行うことが義務とされています。また、医薬品医療機器等法第9条の4では、薬局開設者は薬剤師に、書面(電磁的記録を含む)を用いて情報提供と指導を行わせなければならないとされています。患者が不要と申し出ても、これらは省けません。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】 (2) 表示のない袋で交付するのは、薬袋の表示の決まりに反する 誤り (3) 処方が同じでも、服薬指導を省くことはできない 誤り (4) 医師への疑義照会によって、服薬指導や説明書の交付を省けるという決まりはない 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問315(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「薬学実践問題(法規)」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年) 第315問64 歳男性。数年前からパーキンソン病と不眠症の治療を行っている。転居に伴い、家族に伴わ
  2. 2024年(令和6年) 第311問75 歳女性。7 日前に誕生日を迎えた。その少し前に、誕生日以降に使用できる医療保険証が
  3. 2025年(令和7年) 第307問70 歳女性。20 年前に糖尿病と診断され、通院加療していたが、内服薬のみでのコントロー
  4. 2025年(令和7年) 第323問72 歳男性。数年前よりA病院から処方1 の薬剤が処方されていた。さらに、2 週間前から
  5. 2026年(令和8年) 第319問8 歳男児。アトピー性皮膚炎に対しステロイド軟膏を使用していたが、顔面の皮疹の改善が見ら
  6. 2021年(令和3年) 第314問病院に勤務する薬剤師が参画して、医薬品医療機器等法に基づく承認申請を目的とはしないが、製

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク